旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

村(そん)の習慣

晦日と三箇日の四日間は男性が女装し、家事をするという習慣のある村に生まれた夢を見ました。その間、女性は男装はしませんが、一切働かずに体を休めます。
そんな村で育った私は東京に出て、喫茶店でアルバイトをしながらある仕事をしていました。大晦日になりました。村ではないので迷いましたが、絣の着物を着て髪を結い、化粧をしてアルバイト先に行きました。午前中だけ店を開けているのです。
店長は怪訝な顔で私を見ました。生まれた村にこんな習慣があると話したら、すぐに納得し「似合ってるよ」と言ってくれました。常連のお客さんは私をトランス女性と思ったようです。
仕事を終え、アパートで帰郷の身支度をしました。明日は村で黄八丈が着られます。4日には後楽園ホールで本業のプロレスラーの仕事があります。タッグタイトルに挑むのですが、入場はお気に入りの黄八丈にしてみようかと、そのシーンを思い浮かべてわくわくしていました。
いい夢でした。