旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

港 函館 通り雨

旅行嫌いのくせに、歌詞に地名のある、それも複数出てくる歌謡曲が好きです。森進一の歌う「港町ブルース」がベストかな。
港町ブルース」ではたくさんの港町が歌われています。函館に始まり、宮古・釜石・気仙沼・三崎・焼津・御前崎・高知・高松・八幡浜・別府・長崎・枕崎と北から南へと向かい鹿児島で終わります。日本海側の港町がないのはフェリーで旅をしているからでしょうか。
内山田洋とクール・ファイブの「中の島ブルース」もいいですね。札幌と大阪、長崎の三つの中の島での別れが歌われています。こちらも北から南です。
五木ひろしの「長崎から船に乗って」は、長崎から神戸、横浜から別府、函館から東京への三つの船旅です。北から南へが二回。着いたどの町でも「女が泣いてます」から、町はさぞ騒がしいことでしょう。
中島みゆきの「流星」では順不同に「香川 新潟 大阪 宮城 姫路 山口 袖ヶ浦」と三回歌われます。女の子の名前が次々出てくる「あの娘」と似ています。これ、地名のようで地名じゃありません。サービスエリアで甘ったるい自販機のコーヒーを飲みながら、停まっている大型トラックのナンバープレートを見ているのです。だから順不同になります。「どこまで行くの 何しているの」と問い掛けた「おっちゃん」のナンバープレートはどこのだったのか、気になるなぁ。
カラオケで歌ったことのあるのは「港町ブルース」だけです。