旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

電話

私は電話が苦手です。着信音が鳴ると、この歳になってもびくっとしてしまいます。
家に電話を引いたのは私が二十歳のときでした。電話で友人と話すのが楽しくてたまらない(想像です)十代の頃に電話がなかったので、親しみを感じる道具にはなりませんでした。ですから携帯電話も、会社から貸与されたことはありますが、自分では持ったことがありません。
その携帯電話も、家の電話も、かかってくることはまれでした。仕事をやめたとき、携帯電話は返却しましたので、持つかどどうか検討しました。不便を感じたら、そのときに買えばいいが結論でした。
そのまま四年半が過ぎました。先日の熱中症騒動で持つ方に少し針が揺れましたが、まだ決断できません。