旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

誤用を誤用で指摘するバカ(私のことです)

こっそりと直して、知らんぷりをしているつもりだったのですが、ことがことだけに書き残しておくことにしました。


6月10日の「旭亭だより」に「すべからく」の誤用について書きましたが、そのタイトルの中に間違った表現がありました。
タイトルは「無理からぬことなのかも知れない。」で、「無理からぬ」は文法的に間違っていました。「広辞苑」で調べ、誤用の指摘がなかったのでそのまま使ってしまいました。「大辞林」には以下のように書かれています。

形容詞「よい」の打ち消しの言い方「よからぬ」などに類推して、形容詞ではない「無理」に「からぬ」を付けてできた語。

タイトルを変えてしまおうかとも考えたのですが、自分のバカさ加減を残しておくことも必要なので、「無理ならぬことかも知れない。」としておきました。


いやー、誤用を誤用で指摘するなんて、ほとぼりがさめるまで、外に出るときは笠でもかぶってバカ面を隠したい気分です。反省はしていますので、石は投げないでね。