旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

龍

飲み会のあとは、ひとりで馴染みの居酒屋に行きました。遅い年始の挨拶です。
店のおかみさんは書道家でもあり、地元のおいしい米焼酎「えさし乙女」のラベルの文字は彼女の手になるものです。
店内にはいつも季節にちなんだ書が掛けてあります。これみよがしにではなく、小さな作品が一点だけというところに、人柄が感じられます。
気に入ったものが何点もあったのですが、くださいというのもあつかましくて、見て楽しむだけにとどめていました。
でも今回は、見た瞬間にどうしても欲しくなってしまったのです。文字は今年の干支「龍」。私の干支ということもありましたが、右側の終筆の部分にえもいわれぬ美しさを感じたのです。
今その書は私の手元にあります。