小説を二冊買いました。先月の便りに「当分は本を増やさない」と書いたらしいのですが、なにせ老いぼれですから記憶もあやふやで、おまけに小説は別腹です。(だから太るんだよ!)このフレーズが三度目なことはわかっています。ダイエットができなくてヤケになっているのだと、ドージョーしてください。
- ガルシア・マルケス/野谷文昭訳「予告された殺人の記録」(新潮社)
- エドゥムンド・パス・ソルダン/服部綾乃・石川隆介訳「チューリングの妄想」(現代企画社)
マルケスは「予告された殺人の記録」から読みはじめようと決めていました。大西巨人の「地獄変相奏鳴曲」第四楽章の影響です。
ソルダンについては何も知りません。1967年ボリビアのコチャバンバ生まれ。コチャバンバかー。永井龍男の「コチャバンバ行き」は傑作でした。現代企画社の本を買うのははじめてです。ラテンアメリカ文学に力を入れているのですね。「チューリングの妄想」は、実物を手にしないとわからないのですが、とても凝った装丁です。

- 作者: エドゥムンド・パスソルダン,Edmundo Paz Sold´an,服部綾乃,石川隆介
- 出版社/メーカー: 現代企画室
- 発売日: 2014/08/05
- メディア: 単行本
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