旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

旭亭からの最初のたよりです。

これは東京の西の外れからの当て所(ど)のないたよりです。


昨日、広津柳浪の「今戸心中」と「変目伝(へめでん)」を読んでいるときに、子息の和郎はどんなものを書いていたのかがすぐに思い浮かばず、気になっていました。今朝になって書棚を探すと、近所の古本屋で100円で買った筑摩現代文学大系の1冊「菊池寛広津和郎集」が見つかりました。
早速年譜に目を通し、さて本文をとなったのですが、その前に置かれた菊池寛の諸作品が面白く、広津和郎の方は後回しにすることにしました。


昼前に扇家一八師匠から電話があり、大銀座落語祭2006のイベント「小沢昭一の吉原へ御案内」(7月16日/ヤマハホール)へのお誘いを受けました。扇家一八ことOさんは高校時代からの友人で、昨年も神楽坂の毘沙門ホールで独演会を開いたアマチュア落語家です。
私が10月に岩手県奥州市席亭を務めることになったのも、彼との出会いが遠いきっかけとなったのでしょう。