旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

今月は決算月です。

ATCの決算日は9月30日、今月末日です。前月までの月次決算がすみ、ほぼ期末の数字も見えてきました。
決算の実務は大変ですが、毎年のことなので手順はできています。それに従って正確かつ迅速に作業を進めていけば決算書はできあがります。税務申告書の内訳表はかっては力仕事でしたが、パソコンのある現在では前期のデータも再利用できますし、楽になりました。
決算書や税務申告書を作りながら、頭の中では事業報告書の文章がぐるぐる回り始めます。小さな会社ATCですが、第1期から事業報告書を作成しているのです。
事業報告書は自分の言葉で書くことにしています。日本の経済の概況などには一切触れません。
そこに一番書きたいのは、この一年間何を考えて会社を経営してきたかということです。計画よりもずっといい結果を出すことができた期でも、問題の萌芽を認めればそれに触れることにしています。
たぶん誰も読んでくれないだろうと思っていましたが、2年前、初めての税務調査で調査官に「事業報告書、面白いですね」と言われました。