ずっと手書きしていた年賀状の文面ですが、今年からプリントに変えました。手抜きではなく、歳をとるほど下手になっていく字に、こんなものを読まされる方は敵わないと、遅まきながら気づいたのです。
文章はやや長めにしましたが、なんだかもの足りません。そこで「旭亭」の落款を押すことにしました。年賀状でこの便りのこともちゃっかりと宣伝してありますから、唐突ではないでしょう。落款ですか？二月前にこっそりと作っておいたのです。
落款に文化朱肉はいけません。印泥をよく練り、押し始めました。しかしこれが難しいのです。ゆっくりと力を込めながら押さないと、印面にムラができたり、端が欠けたりします。汗をかきかき押したのですが、満足のいくものは一割くらいでした。
年賀状を受け取る方、申しわけありません。来年はうまくいくようにいたします（その前にこの便りが続いているのかどうか、あやしいものなのですが‥‥）。
さて、今日は年賀状を投函することにしますか。
