自慢するようなことではないのですが、８日間酒を飲んでいません。
が、なんだか気持ちが沈んでいます。今朝は姫野カオルコさんの小説の感想を書こうと思ったのですが、どうもその気になれませんでした。酒の禁断症状かも知れません。
私は自分が鬱病であることを公言していますが（１５年前にそう診断されました）、これはその症状ではありません。本が読めるからです。
今日読んだのは、色川武大「なつかしい芸人たち」と四方田犬彦「ハイスクール1968」の２冊の新潮文庫でした。
鬱病とは死ぬまでのつきあいになると考えていますので、そうであっても気にはしません。抗鬱剤の効用を経験しているからです。
禁酒をしているわけではないので、もしもこの状態が続くのであれば、待ってましたとばかりに飲めばいいのです。蕗と筍を炊いて冷や酒をぐいっとやるなんて、いいだろうなぁ。
