廃仏毀釈運動のすさまじさをまざまざと感じたのは、江戸末期に描かれた鎌倉の鶴岡八幡宮の絵図を見たときでした。現在の八幡宮と大幅に違っていたのです。
もともと境内には仏教の施設がいくつもあったのですが、明治になってそれがことごとく壊されてしまったようです。
現在見ることのできる、由緒あるとされている寺社仏閣の姿は往事のままと思ってはいけない、とそのとき肝に銘じました。
昨日の話の続きになりますが、山折哲雄「神と仏 日本人の宗教観」(講談社現代新書)を買いました。末木文美士「日本宗教史」(岩波新書)は以前に読んでいるのですが、ほとんど印象に残っていません。こちらも再読することにします。
笙野本も3冊買ってきました。その中の「徹底交戦!文士の森」をぱらぱらとめくってみたのですが、小説である「闘争の三部作」ではわからなかったことを知ることができそうです。
ありゃ、今週もまた本とゲームの休日になっちゃうのかな。
- 作者: 笙野頼子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/06/21
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