旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

摘み読み

調べもの以外は、本は最初から最後まで読み通すものという考えに取り憑かれている私です。
それがよくないのはわかっているのですが、習慣から抜け出すのはなかなか難しいものです。


饗庭篁村(あえばこうそん)のアンソロジーから数編の小説を読み、現代詩文庫を何冊かぱらぱらとめくりました。
すると、どうしても読めなかった詩のいくつかが、すっと心に染みこんできました。
ふーん、摘み読みもいいもんだな。
ここのところ、歴史書やノンフィクションを読むことが多く、ことば自体を味わうことが少なかったせいもあるのでしょうが‥‥。


読んだ本に触発されて、次に読む本を決めることはしばしばありましたが、文章から文章へと、蜂のように飛びまわってみるのもおもしろいかもしれません。


あっ、蜂が思い浮かんだのは、昨日、羽のついた蜂の衣装をつけた犬を見たからです。服を着た犬は好きではないのですが、これには笑えました。


これから江刺に行ってきます。