旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

空白の中世

土日はいつもの通り楽器の練習と読書で過ごしました。
アコースティックギターに夢中になっていますが、本職がおろそかになってはいけないと、久しぶりにベースを取り出しました。うーん、やっぱりベースはいいですね。


石川淳の「新釈雨月物語」を参照しながら「雨月物語」を読んでいました。雨月を初めて読んだのは中学生のころです。怪談というところに惹かれたんでしょうね。
雨月のほとんどが中世を舞台にし、歴史上の人物がたくさん登場します。
そこでつらつらおもんみるに、私は、網野善彦の著作こそは読んでいますが、その時代について何も知らないのです。
(江戸時代の人って和漢の歴史についての知識が豊富だったのですね。)


これじゃいけないと、少しお勉強することにしました。まずは南北朝時代の通史からです。「太平記」の時代ともいえます。
幸い本は何冊かありました。さて、空白の南北朝室町時代をわずかでも埋めることにしますか。