旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

本と晩年

アメリカ、ラテンアメリカの小説を読み散らしています。前に書きましたように、解釈せずということで、ボルヘスもなんとか読み通せるようになりました。
時間がないな、と思います。忙しいということではありません。むしろ暇です。
ゆっくりと本を読み、それをずっと続けるには残りの時間が少ないのです。あと五十年、このままの状態で生きられたらなんて、夢物語ですね。
植草おじさんが、晩年ニューヨークで買いこんだ本の山にひたすら取り組んでいたことを思いだします。音楽も散歩も捨てて、ただ本だけを読む晩年でした。
さて、どうしよう。