オリンピックのせいか、夏のドラマが７月の第一週からぞくぞくとはじまりました。春のドラマの余韻に浸っていたかったのですが（傑作はなかったけどね）、そうはいかないようです。
そんな中、いきなりＫＯされるようなドラマに出会ってしまいました。フジテレビ土曜日の「主に泣いてます」です。
なんの期待もなしに見た昨日の第一回、ジオラマ写真のような風景の撮り方にまず惹かれたのですが、ハイテンションで物語がはじまり、あれよあれよという間にのめりこんでしまいました。
草刈麻有扮する緑川つねという中学生が強烈です。早口の長ゼリフは、それが売りであった「リーガル・ハイ」の古美門弁護士（堺雅人）より切れがいいように私には思えます。
原作物なので、私にとって最も衝撃的だった「勇者ヨシヒコと魔王の城」のように最後までバカバカしさを維持できるかが気になるところですが、これでこの夏が楽しく過ごせそうです。
