昨日の帰宅途中のことです。
大規模な建売住宅を建造中の場所を通りました。住宅の建設ははじまったばかりで、ほとんどがむき出しの地面です。
突風が吹き、土埃が舞い上がりました。向かい風です。
砂埃なら気にしませんが、そいつは一面を真っ黒にして、ものすごい勢いでこちらにやってきます。逃げるには遅すぎます。大げさでしょうが、竜巻が来るときのような恐怖を感じました。どうしようもないので、立ち止まり、目をつぶって下を向きました。
あれっ、なんでもない。
気抜けして旭亭にたどりつきました。ところが、髪をさわると黒土が爪の中に入ってきました。耳の中も真っ黒でした。
