旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

若き成功者(?)たち

少々気になることがあり、ネオヒルズ族など若き資産家たちのことを(ネット情報だけですが)調べてみました。たくさんいるんですね、(自称)成功者たちって。
起業のパターンはほとんど同じです。みなさん、仕事に恵まれず貧乏だったようです。そのときに本やセミナーで成功者の体験談にふれ、一念発起で起業し、あっという間にその人たちと肩を並べるようになった、というわけです。
ブログや Facebook の文章は大同小異です。君たちは金持ちになりたいのか、貧乏のままでいいのか。貧乏なんて絶対にいやだろ。儲けたかったら私のセミナーに来なさい、こんな高級車や高価な装身具がすぐに手に入るんだから。
彼らは盛んにビジネスということばを使いますが、具体的なことは一切わかりません。そして事務所には必ず(会議室ではなく)セミナー室があります。本当に成功するとテレビ局からもお呼びがかかるようです。(日本のテレビ局って、かっては占い師や霊能力者が跋扈していた化け物屋敷ですからね。)
人との繋がりが彼らの「ビジネス」では重要です。Facebook は会った人の名前と、その人たちへの感謝のことばで埋め尽くされています。とってつけたような謝辞はどれも同じような文体ですから、元ネタはひとつなのでしょう。
調べているうちにうら悲しくなってきました。それに引きずり込まれそうな人が身近にいるわけではありませんので、ほどほどで切り上げました。