旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

モース刑事のロング・グッドバイ

NHK・BSにエンデバー・モース刑事巡査が帰ってきました。
前のシリーズはモース刑事の逮捕で終わりました。冤罪です。こんな終わり方は許せません。早く再開しないかな。NHKに投書しようか、とまで考えていました。
6日に放映された『刑事モース オックスフォード事件簿』のCase10「光と影の奇想曲」の冒頭で、前回の事件は封印されモース刑事も釈放されたことが告げられます。しかし彼は復職していません。そうそう、拳銃で撃たれたサーズデイ警部補は助かりました。回復し、相変わらず愛妻弁当のサンドイッチを持って警察に通っています。
人づきあいが苦手に見えるモースですが、ビクスビーという素性の知れぬ大金持ちの青年と、会ったその日に親しくなります。私にはふたりの友情が、『ロング・グッドバイ』のフィリップ・マーロウとテリー・レノックスとのそれのように感じられました。切なくて、そこがまたいいんだな。でもやはり……。
今回は全4話。映画1本分の90分ノンストップで入り組んだストーリーは、私には繰り返し見ないと理解できません。