旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ドラマの中の二人の男性

秋のテレビドラマが終盤に入りました。私のお気に入りは「僕らは奇跡でできている」と「獣になれない私たち」です。初めはどちらとも恋愛ものと思えたのですが、どうもそうではないようです。
「僕らは奇跡でできている」の主人公、相河一輝(高橋一生)と「獣になれない私たち」の根元恒星(松田龍平)は、それぞれ大学の講師と公認会計士という知的な仕事に就いています。サラリーマン経験はないようです。
一輝は周りと調和がとれません。恒星は清濁併せ呑むタイプに見えましたが、違っていました。二人には弱さが見え隠れします。一輝にはそれを包み守ってくれる人たちに恵まれていますが、恒星は薄い鎧をなんとか纏っているだけです。
私は彼らの弱さに惹かれます。だから恋愛成就で終わって欲しくありません。