旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

古本を数冊

古本は著者に印税が支払われませんので、品切れ本以外は買わないようにしています。でも、私の読みたい本は古いものや再版されないものが多く、自然と古本を買うことになってしまいます。先週も数冊購入しました。
東アジアの近代に関する本が二冊、呉知泳著/梶村秀樹訳註『東学史』と牧田英二/加藤千代編訳『義和団民話集』で、どちらも平凡社東洋文庫です。前に東洋文庫は古本でも高いと書きましたが、これらは安価でした。
それと松下竜一の著作を二冊。『狼煙を見よ』(読売新聞社)と『怒りていう、逃亡には非ず』(河出文庫)です。松下の本は『豆腐屋の四季』しか読んでいませんでした。先日新聞で大道寺将司の俳句に接し、彼について知りたくなったのです。『怒りていう、逃亡には非ず』は日本赤軍の泉水博についての本ですが、『狼煙を見よ』と併せて読んでみたくなりました。