旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

新築マンションを買った夢

賃貸にしか住んだことのない私が、分譲マンションを購入する夢を見ました。
貧乏な私ですから、夢の中でも繁華街や住宅街にある物件は対象外です。過疎化した農村に、何を間違ったか突然建てられたマンションを買ったのです。
中年で独身の私はつきあっていた女性と結婚することになりました。住んでいるアパートは手狭で、相手には連れ子もいますから、思い切って新築のマンションを購入することにしました。畑の真ん中にポツンとあるそれは格安でした。
事はトントンと進み、引越しも終わりました。相手の女性と高校生のお嬢さんが来て、転居祝いの夕食となりました。奮発してふぐちりです。さあ食べようというときに女性は「私、結婚はしません。でもこの子はここに住まわせてやってください」と言い、帰ってしまいました。
娘さんと無言のまま食事をすませ、気まずい思いの私は外にでました。真っ暗です。が、灯りのついているのは私の部屋だけでした。売れたのは一戸だけだったようです。