旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

夢の中の地図

何度か見た夢の中で、武蔵小金井駅が巨大化し、新幹線の始発駅となっていました。私はそこから新幹線に乗り、東海地方のあちこちを旅するようになりました。
どうも東京都は武蔵小金井までのようで、私は一駅先の町に住んでいるのですが、町の名も県名もわかりません。
昨夜の夢では、転職し、武蔵小金井に引越す決意をしていました。

バッハをサンプリング

バッハのカンタータを聞き続けています。
バッハの作品に付けられているBWV番号は、作品番号とは違いジャンルに分けて振られ、またその中の並びは作曲順ではありません。教会カンタータは1番から200番までです。
私はまだ10番台までしか聞いていません。どれも演奏時間は20分前後で、CD1枚には3曲収録されていますが、1曲ずつ対訳を読みながら楽しんでいます。
合唱に始まり、独唱・二重唱のアリアや、語りであるレチタティーヴォが続き、コラールで締めくくられます。器楽曲であるシンフォニアが加わることもあり、内容豊富で飽きることがありません。
そうそう、レチタティーヴォが二種類あることを知りました。オルガンの低音で始まるまったくの語りと、伴奏のある歌曲のようなものとです。後者はソプラノかアルトによって歌われています。
バッハのカンタータアルバン・ベルクのヴァイオリン協奏曲に引用されています。また、武満徹のギター曲「フォリオス」には「マタイ受難曲」のコラールが、あたかもサンプリングのように使われています。

耳輪(じりん)

耳の縁のことを耳輪(じりん)と呼ぶそうです。このことば『広辞苑』にも『大辞林』にも載っていません。
私の耳輪には、ときどき短い毛が生えます。気がついたのは十九年前のちょうどこの時期です。なぜ覚えているのかというと、会社を設立し、社会保険の手続きに行った日だったからです。
手続きをすませ、時間が遅かったので直帰することにしました。社会保険事務所の近くに床屋があり、外から見ると客がいないようでした。初めての店でしたが、そしてそれきりになったのですが、散髪してもらいました。
家に帰り、髪の具合を鏡に映してみました。右側の耳輪に五ミリくらいの毛を見つけ、なんだか急に老けたようでがっくりしたことを、今でもはっきりと覚えています。

左手の小指

十五年ほど前に左手の小指の腱を切りました。固定して繋がらなかったら手術をしましょうと医者に言われました。一月固定し、腱は繋がりました。その後のリハビリはありませんでした。
ベースの練習をしていて、左手の小指がうまく動かないことがわかりました。弦を押さえる角度も思うようになりません。ベースはギターと違い、指を立て弦を押さえるんです。
無理に動かすと痛みます。指の使い方を変えてみようかな。

サザンカの実

鉢植えのサザンカに実がふたつなっていました。以前もありましたが、枝がしなり重そうだったので、もいでしまいました。
今年はそのままにしておきました。どうなるのだろう。
先日、実がはじけていることに気づきました。もうひとつもはじけていました。枝に残った皮は厚く、乾いていました。
種子は下に落ちていました。まいて実生(みしょう)のサザンカを育ててみようとも思いましたが、捨ててしまいました。
まったく関係ありませんが、荒木一郎の「梅の実」という歌が好きでした。

稽古始め

先週からベースの練習をやっています。
仕事をやめたとき、まず楽器を弾こうと思っていました。ギター3本、ベース5本の弦を張り替え調整をしました。が、そこで止まってしまったのです。
理由はわかっています。以前のように弾けないのが恐かったのです。
でもやっと始めることができました。予想通りひどいものです。左右どちらの指もうまく動きません。
ここで投げずに、のんびりと続けるつもりです。

富士山

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ベランダから見た富士山です。
これからの季節は晴れればいつでも見えます。
長時間見入ることはなくなりましたが、飽きはしません。
家が増え丘陵の緑は減りましたが、しばらくすると紅葉も楽しめます。