旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

煎り子と猫まんま

昨日の便りに早速メールをいただきました。
例のモノの名前についてではなかったのですが、その方のお宅では陶器の醤油さしに煎り子と醤油を入れ、鍋の中心に置いていたそうです。豆腐と白ネギの湯豆腐で、食べるときにはそれに晒した刻み生姜をのせ、煎り子ダシの醤油をかけていたとのこと。おいしそうですね。


九州の方からのメールだったのですが、そちらでも煎り子と言うのですね。
実は私、煎り子という言葉を知ったのは30歳を過ぎてからでした。大阪の知人の言う煎り子が何かわからず、尋ねたのです。
「小さな鰯を干したものでんがな。ダシによう使いますやろ。」


煮干しというと猫のご飯を思い出します。あの頃の下町の猫は、ご飯に味噌汁をかけ、その上に味噌汁のダシに使った煮干しをのせたものが主食でした。
猫の皿に高麗茶碗を使っていたうちは(たぶん)ありませんでした。