旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

あまりにもベタな夢

こんな夢を見た(漱石気取りです)。


私は若い英語の教師で評判のよくない高校に赴任しました。担任となったのはヤンキーの集まった1年生の男子クラスです。
(ここでもう結末がわかってしまいましたね。後は蛇足ですが、よろしければ最後まで読んでください。)


体育祭の応援の練習が始まりました。当然のことながら生徒たちにはまったくやる気がありません。隣のクラスはこれもヤンキーの女子クラス。そちらもダラダラと応援練習をしています。
ところがとびきりの美少女が突如他の生徒を叱咤激励し、すばらしい応援を作り上げていくではありませんか。
(見るからに頭がよく、凜とした少女が何故そんなクラスにいるのか、は聞かないでください。私にもわかりません。なにせ夢ですから。)


それを見た男子生徒たちが「俺たちもやろうぜ」と学園ドラマのように豹変し、熱心に応援の練習を始めるではありませんか。
体育祭当日、ふたつのクラスの応援は絶賛され、それをきっかけに生徒たちは勉学にも励むのでありました。


ねっ、書いていて恥ずかしくなるようなベタな夢でしょう。でも、担任である私が何もしないというところが、通俗ドラマと違っています。そうです、これはゲージュツ的な夢であるかも知れないのです。


本当にさっきまでこんな夢を見ていた私っていったい‥‥。