旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ペットの話

私は犬を飼ったことはありませんが、次女の飼い犬を半年ほど預かったことがあります。牝のミニチュアダックスでした。
ミルクを飲んでいるころからの顔見知りでしたから、とてもよくなつき、毎朝散歩に出かけたものです。
散歩好きの犬で、「散歩に行こう」と声をかけると、小躍りをして喜びをあらわしていましたっけ。


ペットブームはすっかり定着したようで、もうブームと呼ぶ必要もないのでしょう。どの新聞や雑誌も著名人のペット自慢を載せていて、「この人が」と思うような方が臆面もなくペット礼賛を書き散らしています。
多くの人が「うちの子」という言い方には反感を抱いているようですが、なにそう呼ばないだけのことで、心情に変わりは見られません。
まあ、私はそんな記事にうんざりしていたのですが、先日はたと気がつきました。
現在のペット(特に犬)は、飼い主がそのような気持ちになるように作られている(=改良されている)のだと。


旭亭ではペットの飼育が禁じられていますが、どこかに引っ越すことがあったとしても、私はペットを飼わないと思います。年齢もありますが、自分の世話をするだけで精一杯だからです。