旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

古いデジタルカメラ

PowerShot S50

5年半前に購入したキヤノンデジタルカメラPowerShot S50 を思い出したように使っています。あのころはやった、厚みがあり横に長いデザインの無骨なカメラです。
500万画素、液晶モニターは1.8型ということで、ずっと押し入れの中で眠っていました。が、新しいデジタルカメラは、手ぶれ防止機能などがついてとても便利になっているのですが、画質に不満がありました。ただ私の腕が悪いだけなのかもしれませんが、以前のデジタルカメラの方がよかったように思えました。


デジタルカメラに関する本では、鐸木能光氏の著書を愛読しています。鐸木氏は常に、デジタルカメラの画質を決めるのはCCDの大きさであり、新しい製品ほどCCDは小さく、それと反比例して画素数はどんどん大きくなる傾向があり、これではきれいな写真が撮れないと、コンパクトさと画素数に振りまわされているメーカーの姿勢を批判しています。


PowerShot S50 のCCDは1/1.8型で、現在ではほとんど用いられていません。おまけに500万画素。さらにレンズはF2.8の明るさです。これを使わぬ手はありません。手ぶれ防止機能はついていませんが、それは無いものねだりです。


ということで、PowerShot S50 を使い倒すつもりでいます。もちろんオートにはせず、絞り優先です。