昼前に外に出ましたが、目がかゆくなりとても散歩はしていられません。月曜日もそうだったのですが、杉花粉が飛び交っているようです。こんな日は旭亭で、本と音楽を楽しむしかありません。
二月になってから、休日にはレコードをかけることが多くなりました。ターンテーブルはDJ御用達のテクニクスの SL-1200MK5 ですが、トーンアームをしっかりと調整しましたので、軽針圧でも音はバッチリです。さて、何をのせようかな。
マイルズ・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」を聞くことにしました。何年ぶりでしょうか。
半世紀前に出たオリジナル盤はもちろん持っていません。手元にあるのは30年前の国内盤ですが、CDよりはるかにいい音がします。
これくらいの超弩級の名盤はCDで聞く気にはなれません。(ちなみに「弩級」という語は広辞苑にのっていませんでした。この弩という漢字は、あのイギリスの大型戦艦ドレッドノート号に当てたものです。大型のアコースティックギターもドレッドノートと呼びます。)それに、耳タコにしたくないので、めったに聞かないことにしています。そのせいで、聞くたびに感動できます。
「カインド・オブ・ブルー」の録音の後、デイヴィスは延々とライヴレコーディングのアルバムを出し続けますが、これとはまったく質が違います。スタジオ録音の傑作は、異なった方法論によるザ・クインテットの時代を待たなければなりません。
レコードの後はCDのボックスセットでアウトテイクを聞くなんて、柄にもなくマニアックなことをしてしまいました。
さて、明日はジャック・デジョネットのECM盤でも聞くとしますか。
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