昨日、マイルズ・デイヴィスの「セラー・ドア・セッション」を、付属のブックレットをめくりながら聞いていました。このボックスセットはアメリカ盤なので対訳はついていません。できの悪い中学生程度の英語力しかない私なのですが、収録されているマイケル・ヘンダーソンのインタビューを無謀にも読みたくなりました。
マイケル君がデイヴィス氏のバンドに加入したのはまだ十代のときでした。ブックレットには、演奏時にはいつもかけていたサングラスをはずした、かわいらしい男の子の写真が掲載されています。(ザ・クインテット時代のドラマー、トニー・ウイリアムズの参加も十代でした。)
マイケル君のインタビューは、彼のしゃべりことばをできるだけ忠実に再現したようで、知らない単語はほとんどありません。動詞 have を多用するのは口癖かな。でも、内容は半分くらいしかわかりません。未知の単語が多いのなら辞書を引けばいいのでしょうが、このようなときはどうしたらいいのかわかりません。
知人の英語教師が、最近のアメリカ映画の英語はわからないと、こぼしていたのを思いだしました。早さとスラングだけでなく、(たぶん)リアルなしゃべりことばが文章体に親しんできた彼には理解できないそうです。
今さら英語を学ぼうとは思いませんが、もしそうなったとしたら、私は小説を読みたいので、会話教室は敬遠することにします。現在のアメリカ小説を読めるようになれば、マイケル君の話していることもわかるようになるのかな。
Cellar Door Sessions 1970 (Spkg)
- アーティスト: Miles Davis
- 出版社/メーカー: Sony
- 発売日: 2005/12/20
- メディア: CD
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