旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

助字は苦手

明治、大正の、小説はそうでもないのですが、評論などを読んでいると、助詞や接続詞の多くが漢字で書かれています。所謂助字というもので、漢文訓読の名残なのですが、これが私にはなかなか読めません。
というより、辞書を引いても読み方をすぐ忘れてしまうのです。熟語は比較的覚えられるのですが、なぜなのでしょう。


歳のせいにすれば簡単なのですが、若いときから助字に接してきたのですから、それらを忘れているということは何かわけがあるはずです。
が、今はそれを究明するよりひとつでも多く覚えようと、メモをとっています。漢文に親しんでいれば、こんなことはなかったのでしょうが‥‥。


「而已」「豈夫」なんて、漢字コードを使わないとあらわすことさえできません。諸兄諸姉に説明は不要でしょうが、私自身の備忘のために読み方を記しておきます。
 而(しこうして) 而已(のみ)
 豈(あに) 豈夫(まさか)