旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

冬仕度

昨日今日と暖かかったのですが、冬物の衣類をひっぱりだしました。来週は江刺に行きますので、コートはどうしても必要です。


休日といえば読書ですが、なぜかシェンキェーヴィチの「クオ・ワディス」(木村彰一訳/岩波文庫)を読んでいました。高校生のころに縮約版を読んだだけでしたから、いつか完読をと買っておいた本です。
ネロのキリスト教徒虐殺の部分は覚えていましたが、メインの恋愛ストーリーはすっかり忘れていました。それと、著者がポーランド人であることもはじめて知りました。
110年以上前に書かれたのですが、そのころから大衆向けの歴史小説ってあったんですね。そういえば江戸時代にもそんな読本がありましたっけ。でも島国ですから、せいぜいシナの武侠小説を下敷きにしたものだけでした。
感想はといえば、キリスト教についての知識が少しは増えたせいか、なにか違うという気がしました。時間の無駄遣いをしたようです。