旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

ジョン・メイヤー・トリオ

ジョン・メイヤーのCDを買いました。"Try!" と "Where the light is" で、ともにライヴ録音です。
最近はカントリー寄りのアルバムが続いているメイヤーですが、この2枚ではブルーズ・ロックが堪能できます。"Try!" の名義はジョン・メイヤー・トリオ。ベースはピノ・パラディーノ、ドラムズはスティーヴ・ジョーダンという強力なトリオです。
"Where the light is" は2枚組で三部構成のコンサートを収録したもの。第二部がトリオの演奏で、曲目は "Try!" とだいぶ重なっています。トリオによるスタジオ録音はないようです。
メイヤーにスティーヴィー・レイ・ヴォーンの再来との声もあるそうですが、アルバムとしてはロリー・ギャラガーの "Live in Europe" に近いものを、私は感じました。
スライド・ギターが好きなので、サニー・ランドレスやデレク・トラックスを聞くことが多いのですが、スリーピース・バンドによるブルーズ・ロックは実に爽快です。フィンガー・ピッキングによる演奏もあります。ヴォーカル、ギターともに文句なしです。
"Where the light is" の最後はジミ・ヘンドリクスの "Bold as love"。うーん、やられました。"Wait until tomorrow" はどちらでも演奏されています。
"Try!" のディスク・ジャケットはもろブルーノートです。
(ご同輩、ジョン・メイオールではありませぬぞ。)


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