旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

【江刺寄席】一ヶ月後です。

ATCメセナ事業・第八回【江刺寄席】まであとひと月となりました。入場整理券はもう入手されましたか?
席亭だ、プロデューサーだと偉そうに騒いでいる私は、実は何もやることがありません。すべてスタッフに、おんぶにだっこです。裸の王様ってやつですね。


このごろになってやっと、落語家という仕事がとてもハードなものであることに気づきました。どの人に来ていただこうか(=お客さまが喜んでくれる出演者は誰だろうか)が先行し、その人たちのことを慮ることがなかったのです。
そんなことはもちろん、余計なお世話に決まっています。それを職業にしている人と、それを見ている側の間に径庭のあることもわかっています。
落語家とことばを交わす機会は増えましたが、親しい方はいません。あえて距離を取るようにもしてきました。でも、少し突っこんだ話をしてみたい人がいないわけではありません。
人づきあいが下手なので、おそらく一歩踏み出すことはできないでしょう。それに、やたら出演者と話したがる席亭なんて、野暮の骨張です。