旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

筑摩書房「現代日本思想大系」

古本で筑摩書房の「現代日本思想大系」を五冊手に入れました。
この叢書は私が高校に入学したころに完結したもので、図書室でよく借りていました。これと中央公論社の「世界の名著」が思想というものに触れるきっかけとなりました。
新刊では買ったことがありません。手元にある「ナショナリズム」と「仏教」は、この巻を探して古書店で求めました。
今回の入手したのは「社会主義」「アナーキズム」「マルキシズム」「民俗の思想」「超国家主義」の五巻で、特に探したわけではありません。トータルで二千円ちょっと。信じられない価格です。
積ん読にならないよう、まずは拾い読みからです。それとは別に、今読んでいるのは小倉孝誠著「革命と反動の図像学」(白水社)です。無知な私には、目から鱗が落ち続けています。


革命と反動の図像学: 一八四八年、メディアと風景

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