旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

民族大移動

ヨーロッパとアメリカの北部が繋がり、民族大移動が始まるという壮大な夢を見ました。
時代は中世のようですが、遠方と一瞬で連絡ができたり飛行機があったりで、かなりめちゃくちゃです。昔昔ということにしておきましょう。また私を含めアジア人も多くいましたが、名前はみなラテン風で、これって芝居の赤毛ものなんでしょうね。
北米大陸に着くと一行は二手に分かれました。ここに留まる人たちと、温暖な地を求める者たちとにです。私は後者に加わりました。
不思議なことに原住民がいません。争いがないのはいいことですが、意図的な歴史の改竄がされているようで嫌な気もします。平地ばかりなので歩みは早く、あっという間に中米あたりに来ました。するとまたここに住む人たちとさらに南下するグループに別れました。私は留まることにしました。
開拓はみるみる進みます。掘っ立て小屋などではなく立派な住居が建ち、道路が整備され、飛行場も計画されました。塚本高史さんにそっくりな友人は「俺はオフィスビルのオーナーになる」と言って設計図を見せてくれました。そんなの商売にならないよと鼻であしらいましたが、どちらに才覚があるのかは明かです。まあそこで夢は終わってしまいましたが。