旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

成人式

今日の天気予報は一日晴。よかった。毎年成人の日は晴れるといいなと思いますが、今年は切実に祈りました。孫の成人式だからです。
私自身は成人式に行っていません。現在は学年や小中学校に通った地域を考慮した成人式になっていると聞いています。私の頃は違いました。1月15日に20歳の人は住んでいる地域の成人式に列席できる、というものだったのです。私は早生まれで、成人式の前の年に転居していました。ですから式に行っても知っている人たちに会えないのです。さらに役所の手違いで案内状の宛名が母の名前になっていました。これじゃ行くわけないよね。後日、記念品として折りたたみ傘が母に送られてきました。

たぬきの森は梅祭

白梅のウメさんに続いて、紅梅のウメちゃんも咲きました。たぬきの森(ベランダの鉢植え群)は梅祭です。
ウメちゃんは一年前にたぬきの森にやって来ました。まるで盆栽のような小さな鉢で、私はそのようなものを育てたことがなく、夏は灼熱となるたぬきの森でやっていけるのか心配でした。
春にはたくさんの葉が出て元気そうでしたが、暑くなるとそれがすべて落ちてしまいました。やはり枯れたかと気落ちしていたところ、秋には僅かな葉が出ました。
生きていたんだ、よかったね、咲かなくていいから。
ウメちゃんは蕾を二つ付けました。一輪が咲いたのですが、くすんだ色で形もよくありません。なんとか育ってくれと祈るだけです。

税務署に行く

税務署に確定申告の用紙を取りに行きました。
私の受け取っている年金の一つは所得税源泉徴収されています。そのために還付申告となり、1月から申告を受け付けてくれます。還付される税金は僅かですが、そのおかげで税務署の混み合う時期を避けることができるのです。

ハウンド・ドッグ・テイラー

今朝の散歩ではハウンド・ドッグ・テイラーを聞いていました。今でこそ大好きなミュージシャンですが、彼を知ったのは死後だいぶ経ってからでした。テイラーは60年代から活動していましたが、レコードはアリゲーターというマイナーレーベルから3枚(内1枚は死後に発売)リリースしただけです。
テイラーの名を初めて聞いたのはブギーボーイ・イクトのライヴです。すばらしいスライドギターを弾くイクトが敬愛するスライド奏者ならと早速レコードを求めましたが、あまりにも奔放な演奏に、聞き通すことができませんでした。
イクトの演奏を聞く機会がなくなり、テイラーを聞くようになりました。よさがわかるまでにはだいぶ時間がかかりましたが、好きになったら夢中になりました。歌もギターもうまい方でありません。でも、あの笑いながら歌っているような明るさ、歪んだ安っぽいギターの音がたまりません。
テイラーのバンド、ハウスロッカーズにはもう一人のギタリストとドラムがいるだけです。彼らはテイラーを支えているのではなく、テイラーと一体となっています。
テイラーの使うギターも変わっています。KAWAIとかTEISCO、現在はビザールギターともてはやされていますが、初心者用の安物です。でも、それだからあの音が出せたのでしょう。
チープで過激、それでいて暖かい、こんな音楽はありません。