旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

クイズの王様

300通目の「旭亭だより」です。
150通目を書いたときに「300通目あたりで息切れをしそうだな」と思っていましたが、なんとかここまで漕ぎつけることができました。


最近になって、この便りを記すことが習慣になってきました。
そうなると欲が出てくるのですが、まだまだ表現力がそれに追いついていません。ただ、書き始めたころに比べると、いつの間にか内容や文体が変わってきていることに気づきました。
読書と同じように、こなす量によって質が変化していくのかも知れません。となると、努力はもちろん必要なのでしょうが、継続することによって、もっといろいろなことが自由に書けるようになれるはずです。


本で読んだのか、テレビで見たのか忘れてしまいましたが、好きなコントがあります。
クイズ番組で勝ち続けている人がいます。出題者がクイズを出すと、誰よりも早くチャイムを押し、「知ってる」とだけ答えるのです。出題者は「さすがクイズの王様ですね」と言って次の問いに移ります。


このようなことが実生活にもあるのではないでしょうか。他者をクイズの王様であると思っているうちはいいのですが、自分もそうだと考えるようになると、笑ってはすまされません。


クイズの王様にならないためにも、私はこの便りを書き続けることにします。