旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

南の島

夜明けの観覧車

昨夜、二女が南の島に旅立ちました。旅行ではなく、引っ越しです。今ごろはフェリーの上でしょう。
サーフィンのために転居するという、馬鹿馬鹿しく、人生を嘗めきった態度は、おそらく私譲りなのでしょう。ただ、小心者のこの父親は、こせこせとした身過ぎ世過ぎのたずきから、一度も逃げ出すことができませんでした。


こちらでは六畳一間のアパートしか借りられないような家賃で、広々とした平屋に住むことができるそうです。食べ物は、庭に成るバナナと釣った魚だけでもなんとかなると、法螺話をしていきました。


娘のひとりが南の島に暮らしていると思うと、なんだか生活の風通しがよくなった気がします。狭い旭亭と白い砂浜が、ドアひとつ隔てて隣りあっているような‥‥。


写真は便りの内容とまったく関係のない、朝日を背にしたおなじみの観覧車です。