旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

このごろの読書

漱石論を相変わらず読んでいます。
江藤淳の「漱石とその時代」(新潮選書)をまた買い揃えるつもりです。あーあ、これで三度目か。以前持っていた第三巻は江藤の署名入りでした。筆ではなく、万年筆で書かれていました。
荒正人の「漱石研究年表」(集英社)も手に入りましたので、漱石の足跡を追ってみることにします。


それ以外では橋川文三の「昭和維新試論」(朝日選書)を再読したのがきっかけで、桶谷秀昭「昭和精神史」(文藝春秋)や山口昌男「『挫折』の昭和史」(岩波書店)などを読み返しています。それらとは分野が違いますが、クリストファー・ソーン/市川洋一訳「満州事変とは何だったのか」(草思社)を買いました。


少し遊びの本を入れないと、息切れがしちゃうかな。