VIVARTE というレーベルのボックスセットを買いました。韓国製で60枚組、9600円です。1枚160円という格安CDですが、オリジナルと同デザインの紙ジャケに入り、曲目解説のブックレットもついています。
VIVARTE はソニーミュージックの古楽レーベルで、私は4枚ほど持っていました。アンナー・ビルスマによるバッハの無伴奏の二度目の録音と、ブルーノ・ヴァイルが指揮したターフェルムジーク・バロック管弦楽団のハイドンの交響曲集です。どちらもこのボックスセットに収められていました。
安物買いの私ですが、今回の購入はそれだけが理由ではありません。レオンハルトが演奏する埋もれたオルガン曲集など、欲しかったCDが何枚もあっただけでなく、発売時には知らなかったベートーヴェンやシューベルトの作品がたくさん入っていたからです。VIVARTE は初期ロマン派まで手がけていたのですね。
このレーベルの中心はビルスマだったようで、バロックだけでなく、後者の室内楽にも必ず彼が演奏に加わっています。
古楽のボックスセットといえば、2年半前にハルモニアムンディの創立50周年を記念した50枚組のそれを購入したことがありましたが、かなりマニアックな内容で、私にはこちらの方が向いているようです。