旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

課税するのは簡単だから

消費税関連法8法案があれよあれよという間に成立してしまいました。
私は、増税は二段階ではなく、15年10月に10%となるのではないかと考えていました。新聞のアンケート調査などでは半数以上の人が消費税増税に反対していましたし、増税の時期については十分に論議がされていなかったからです。甘かったなー。
二段階で税率があがることの大変さは、この便りに一度書きましたので繰り返しません(6月21日)。実はあれを書いた後で、二回の税率変更で事務処理が煩雑になるという抗議の声を新聞などが取り上げないのは、まだ増税のやり方が国会で論議されていないからで、それを待って記事にするのかと思ったのです。またフライングしちゃったかなと、自分のおっちょこちょいぶりを反省してもいたのです。
ところが、そんな記事は購読している朝日新聞には載りませんでした。消費税増税に賛成しているからかもしれませんが、驚きました。増税か否かという大問題の前では、実務なんて屁のようなものなのでしょう。議員センセや公務員サマには、消費税計算なんて縁のないことですしね。
テレビドラマ「トッカン」を見ています(井上真央北村有起哉のファンなんです)。特別国税調査官(トッカン)が徴収しようとしているのは、世相を反映してか、その多くが消費税です。赤字の会社でも消費税は納付しなければならないからです。
課税する側は納税者のことなんて考慮していないということを、最近思い知れされました(何度目か、だけどね)。それについては明日書くことにいたします。で、「この項続く」です。