旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

詐欺電話がかかってきました

昨日、詐欺電話がありました。初めてです。古い手口でしたが、何かの参考になるかもしれませんので紹介いたします。

市役所の職員と称する男性から電話がかかってきました。私の名は知っていました。
詐欺師(以下詐)「○○市役所の××と申します。昨年12月に□□という書類を送りました。(書類名は失念。)返信用封筒を同封しておいたのですが、それがまだ届いていません。」
私「そのような書類は受け取っていません。」
詐「医療費の取り過ぎがあり、その還付請求の書類です。」
私「(この時点でなんだか怪しいと気づきました。)それは嬉しいですね。」
詐「必要事項を記入し返送すれば26,000円が還付されます。(百円以下の細かい金額も言いましたが失念しました。)ですが、書類の返信がなかったので管轄が市から国に移りました。その場合は金融機関から電話が行きます。ご利用の金融機関はどこですか。」
私「(電話詐欺と確信しましたがその先が知りたくなりました。)△△銀行です。(支店名は言いませんでした。)」
詐「ではこれから手続きをします。△△銀行から還付金の受け取り方法の連絡があります。通帳、印鑑、キャッシュカードと身分証明書を用意しておいてください。それと、この電話以外に利用できる電話の番号を教えてください。」
私「(ほらきたぞ。お遊びはこれまでだ。)私は携帯電話を持っておりません。(これは事実。)」
詐「わかりました。(ガチャン。)」

銀行と称するところからは今のところ連絡はありません。銀行から振り込みさせるタイプの詐欺なので、携帯電話を持っていないと告げられた時点で諦めたのでしょう。
すぐに市役所に電話し、あらましを伝えました。そのようなことは市役所ではしていないとのことでした。非通知の電話でしたので、警察には通報していません。
詐欺師は朴訥とした話し方で、いかにもといった感じは抱かせません。還付金額が少額なところも味噌なのでしょう。私も最初は、恥ずかしいことに、信じてしまいました。
またこのような電話があったなら、付き合いはせず、すぐに切ることにします。