旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

詐欺の手口

電話詐欺のその後です。
結局、銀行と称するところから電話はかかってきませんでした。昨日書いたように、ATMに行かせて振り込みをさせようとしたのなら、私が携帯電話を持っていないとわかった時点で終わりにするでしょう。でも、26,000円の還付金受領のために多額の金額を振り込ませるのは、普通に考えれば無理です。銀行の口座番号と暗証番号を聞き出そうとしているのかもしれません。そうであれば、また電話があるはずです。
その手口には一度出会ったことがあります。電話ではなく、ケーブルテレビの契約を装って詐欺師は事務所にやってきました。その前の週に某社の名前で、ケーブルの工事がありその説明に伺うとの通知が郵便受けに入れられていました。
事務所にはテレビはありませんが、貸しビルですから他社で利用するかもしれません。説明だけを聞き、契約は断ることにしました。その旨を伝えると、ビルのオーナーからケーブルテレビの導入を依頼され、そのためには入居者全員の契約が必要だと言われました。各種サービスの契約をしなければ料金は発生しないそうです。
契約しそうになりましたが、銀行の口座番号を訊かれこれはおかしいと気づきました。オーナーに確認すると言うと、詐欺師は私を一睨みして帰って行きました。若い、どこかすさんだところのある男でした。