旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

漱石離れができない

少し漱石関連の本から離れようと思い、パッと目についた本を読むことにしました。が、なんとそれがマロリー作、キャクスタトン編の「アーサー王の死」(ちくま文庫)。えっ、これって次は「幻影の盾」でも読めってことなのかな。まあいいや。
久しぶりにアーサー王物語を楽しみました。アーサーって、異母姉との間に生まれた実の息子に滅ぼされちゃったんだね。忘れていました。


次いで読んだのは水谷静夫の「曲り角の日本語」(岩波新書)。先日再読した「ことばの履歴書」(岩波新書)の著者、山田俊雄は「新潮現代国語辞典」(愛用しています)の編者でしたが、水谷は「岩波国語辞典」(持っていません)の編者で、ことばを収集する人たちの本の読み方がわかり、それだけでも収穫がありました。


右脚の痛みは一日でなくなりました。ありがたいことです。