旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

消費税について

増税には反対ですが、それは関してではなく消費税について少し記すことにします。
消費税を二段階で上げることについての意見に接したことが(私は)ありません。それによって生じる実務がどんなに大変か、経理担当者はわかっているはずなのに不思議です。
減税でも増税でも、消費税以外の税率が変わることなら処理は簡単です。決算時に作成する税務申告書だけですむからです。
ところが消費税はそうはいきません。売り買いに伴う日常の業務だからです。一度の税率変更だけでも大仕事なのに、さらにもう一度あると思うと今からうんざりします。リースを多用している会社なら、三つの税率を併用することもあるでしょう。
消費税の増税で儲かるところもあります。レジスターや業務システムを作っている会社です。流通することのなかった二千円札が発行されたときには、自販機やATMのメーカーがそうででした。
国や自治体は消費税をどのように処理しているのか、という疑問が湧いてきました。税務申告と縁のない公務員サマのお勤め先ですから、なんにもしていないのだろうと想像はつきます。が、念のために会社、個人とも住民税を納付している日野市に問い合わせてみました。もちろん会社と氏名を告げてです。
電話は二カ所に回されました。回答は「請求された消費税は支払いますが、それ以上はわかりません」でした。