旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

本しかないのかな

いつものように一日中本を読んでいました。江藤淳漱石とその時代」(新潮選書)、中川右介「歌舞伎 血と家と藝」(講談社現代新書)、ペティナ・ガッパ/小川高義訳「イースタリーのエレジー」(新潮社)の三冊です。
漱石は歌舞伎には関心がなかったようです。「硝子戸の中」に姉たちの芝居見物の話が出てきますが、夏目家が富裕であった幕末のことでしょう。
イースタリーのエレジー」はジンバブエの小説(原文は英語)です。アフリカ音楽はよく聞きますが、アフリカの小説を読むのははじめてでしょうか。
膝の痛みがまったくなくなりましたので、出かけてみようとも思うのですが、行きたいところが浮かんできません。
本を読むスピードがどんどん落ちてきましたから、書棚にある未読の本を読むだけで残りの人生が送れそうです。


イースタリーのエレジー (新潮クレスト・ブックス)

イースタリーのエレジー (新潮クレスト・ブックス)