昨日は三遊亭兼好師匠と弟弟子の好の助さんの二人会に行ってきました。
おふたりの師匠である好楽師匠のお嬢さんの結婚披露パーティーが先週あり、司会を好の助さんが努めたそうで、その様子をマクラでたっぷり語り、兼好師匠の一席目「祇園祭」がはじまりました。東京の人間からすると多少嫌みに感じる京男の祇園祭自慢も、兼好師匠の手にかかると「まっ、赦しちゃお」とおおらかな気持ちになってくるから不思議です。
二席目は「青菜」。暑い盛りに聞くのが一番ですが、梅雨入り前に季節を先取りできました。この噺を聞くと、決まって誰かに「植木屋さん」と呼びかけたくなってしまいます。そういえば好の助さんの姓は植木でした。
