旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

プラモデル

中学生のときにプラモデル作りに熱中しました。達人といってもいい同級生のS君の影響です。
作ったのは主に第二次大戦期の軍用機です。あの頃はまだ日本のメーカーにいい製品がなく、モノグラム社やラベル社のものを、小遣いをためて買っていました。S君は、田宮模型の製品はラベル社の出来の悪いコピーだと相手にしませんでした。
組み立てはまあまあでしたが塗装がどうもいけません。迷彩などお手上げです。S君は、艶消しはそれ用の塗料よりも普通のものに歯磨き粉を混ぜた方がいいなど、いろいろなテクニックを親切に教えてくれたのですが、私は不肖の弟子でした。
こんなことを思い出したのは、プラモデルを作る夢を見たからです。
三十歳くらいの私は、行きつけの居酒屋で飲み友だちからオートバイのプラモデルを見せられます。箱を開けるとランナーにたくさんのパーツが。昔作って楽しかったな、と早速買いに行きました。ヤマハのオートバイを二機種求め、作り始めます。塗装が苦手なことは現実と同じで、飲み友を訪ね指導を仰ぎます。
さて、うまく塗れたのかな。