旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

樋口一葉の日記

樋口一葉の本は筑摩書房の『明治の文学 第17巻』を持っているだけです。代表作は網羅されていますが、日記は抄録でものたりません。
私がよく使う古書店からの案内に筑摩書房版全集全4巻7冊入荷とありました。ぴったしのタイミングです。値段は9千円。これなら買えます。でも早合点はいけません。ちゃんと全巻読むのだろうな、と自問しました。「はい、読みます」と心の声が答えました。そこで案内を再確認。あちゃ、金額が一桁違っていました。9万円では手が出ません。
全集は無理でしたが、その後日記の巻だけは安く入手することができました。なんと2冊で1,660円。この夏はなっちゃん(一葉の本名はなつ)と一緒です。