旭亭だより

年金暮らし老人の近況報告です

鳥つながりで

f:id:asahitei:20211122063117j:plain

散歩の音楽をビートルズからブルーノートのコンピレーションに変えました。CD8枚組のもので、リマスターでセロニアス・モンクなどもいい音になっています。ブルーノートといえばハードバップ、アート・ブレーキ-の「モーニン」で始まりマイルズ・デイヴィスの「枯葉」と耳タコの曲が続きます。散歩の伴奏ですからそれでよしです。
でも物足りなくて、家ではチャーリー・パーカーを聞き始めました。彼のリッピングした音源は録音年月日ごとにフォルダを作り整理してあります。バードを聞くと決まって平岡正明の『チャーリー・パーカーの芸術』(毎日新聞社/2000年)が読みたくなります。
写真のLPレコードは1950年6月30日に「バードランド」で録音されました。ピアノは(バードとはあまり仲のよくない)バド・パウエル、ドラムズアート・ブレイキー、トランペットはなんとファッツ・ナヴァロという豪華なセッションです。ただ、バードの演奏はそれほどでもなく、ナヴァロも一ヶ月後に亡くなりますので、出来はよくありません。それに音が悪い。このレコードはCBSから発売されましたが、個人が録音したものなのです。
当分は1941年から1954年のバードに寄り添うことにします。