LPレコードのディスクジャケットで見るチャーリー・パーカーの肖像写真はどれもエキセントリックでした。そのせいか、同じ人物とは思えません。酒と薬物で苦しんだ人ですから、そんな状態で撮られた写真もあったのでしょう。バードってどんな顔をしていたのかな。
小太りで人のよさそうなおじさんに見えるスナップショットが好きです。そんなおっさんがひとたびサックスを手にするや疾風迅雷の演奏が始まる、なんていいな。
ぼてふりの魚屋に見えないこともない若い頃の坂田明さんがそうでした。ヨーロッパではバードの再来との声があったそうです。